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2014.09.27 フルカ峠。
16SEP2014 50km
17SEP 67km
18SEP 37km



ここからはスイスのフルカ峠を越えて、フランス方向へ抜ける。フルカ峠はスイスアルプスの峠の中でも1,2を争う美しさで
有名らしく、セーヌ川の源流であるセーヌ氷河があるらしい。標高は2400mくらいまで登るのでちょっと気合を入れて登らないといけない。



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スイス南部のクラーロという小さい町のキャンプ場を後にし、フルカ峠に抜ける分岐を目指すべく北上。



イタリア以降キャンプ場のクオリティに驚かされるばかりだ。綺麗なトイレにシャワー室、食器を洗う水場に洗濯場、テント
サイトまで飛んでいるWifi。こちらの人たちみたくキャンピングカーで来たら何不自由なく悠々自適に暮らせる環境が整っている。なので、自転車で小さいテント一つでも14€前後かかるが、この快適性には脱帽せざるおえない。ただ、願わくばもう少しお手ごろだと気軽にキャンプできるのですが(^^;)


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スイスアルプスの山並みは非常に優雅に感じる。イタリアのドロミティのように断崖絶壁の山々が連なっているってほどではなく、山頂付近まで緑がかかっている山が多い。








ドロミティの山々が荒々しい父のような山ならば、スイス南部の山々は優しいお母さんのような感じだろうか?










ただ、これも晴れていればの話で、天気が悪くなると受ける印象が大きく変わってくる。灰色の重い雲をまとった山には奥底に眠る怖さというか冷たさというか、を感じてしまう。




まぁ、山の上は本当に寒かったのでそう感じたのだろう。





高速道路沿いの幹線道路を走っているつもりだったがいつのまにか道を間違えて別の道路を北上していた。おかげで数十キロの遠回りになってしまい余分に2000m弱の峠を越える羽目に。






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その分交通量が少なくなって、野宿場所も簡単に見つけられたのは良かったんだけども。








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翌日には本線に戻り、フルカ峠へ向かう。雲が薄くなって晴れ間が見えれば本当に穏やかで過ごしやすいスイスアルプスの9月を満喫できる。
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緑の山に赤が映えるスイス鉄道





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アルプスの男の仕事








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何峠だったかな?峠付近で撮影。これが晴れてればベストショットになったのではなかろうか。。。






峠を一つ越えたことによってスイス人の話す言葉がイタリア語からドイツ語に変わった。スイスは場所によって言語が違いフランス語、ドイツ語、イタリア語そしてロマンシュ語が使われている。同じ国内で言語が変わるというのはどういった感覚なのだろうか?しかも国土は日本の九州程度なのにだ。


基本的にスイスの人たちは地方によって仏、独、伊の3つの言語のどれかプラス英語を話すらしいが、私が道を聞いた工事現場のおじさんや、スーパーの店員などは英語は苦手みたいだった(苦手な私がそう感じるのだから多分苦手なんだと思う))。言語の比率だとドイツ語が半数以上で、次にフランス語、イタリア語、ロマンス語(国民の0.5%未満しか話せない)の順に少なくなっているらしい。これを考えたら旧ユーゴスラビアの人たちの英語力はすごかったな(とくにアルバニア)。八百屋のにいちゃんからガソスタのおじさんまでほとんどの人が英語を話せていた。





一度、アメリカ大陸縦断中にメキシコで知り合ったスイス人に「例えば、フランス語がマザーランゲージの人とドイツ語がマザーランゲージの人が話をする時は何語で話すの?」と尋ねたことがある。その人の答えはどちらかの言語も問題なく話せればどっちかが、相手の言語で話すらしい。どちらとも相手の言語が苦手のときは英語で話すらしい。



その人は英語、フランス語、イタリア語(少し)、ドイツ語、に加えてスペイン語もはなすので4か国語を話せていた。



同一言語の日本では想像もできないことで、スイスの人たちはすごいなぁと思った反面、それだけの言語が出来なければいい仕事に就けないのだという大変さも感じた。



日本には日本語があり、中国には中国語、エジプトにはエジプト語が当たり前のように話されているけど、自国の言葉があるってそれだけで、その国の国民としてのアイデンティティーであったり誇りであったりを感じることができることは恵まれているのではないだろうか?それプラス、これからの時代は他国の言葉が出来た方がいいのは間違いないのだけれど。








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さらにもう一日の野宿を挟み、フルカ峠へ。





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標高1500メートルくらいからだろうか、一気に登る坂は九十九折が続く。雲がかかり、時折小雨が混じる天気だったが一つ一つ折り返すたびに小さくなる街を見下ろす景色が実に綺麗だった。
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吐く息が白くなった峠のてっぺんから一気に下り、最初の町のキャンプ場へ。スーパーも小さい何もない町だったけど、とても落ち着いていて自分の好きな雰囲気だった。






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もうヨーロッパでここまでの峠を越えることはないだろう。
というか、今回の走行はキリマンジェロに登らなければ、これが最高地点かもしれないな。
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