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Dec19 - Dec21 , 2014





モーリタニア砂漠走行 1日目     87km





ヌアディブからモーリタニアの首都ヌアクショットまではおよそ480キロ。その間は小さな集落などはいくつかあるものの町らしい町は一切なく、ひたすら砂漠の道を突き進むルートになる。砂漠走行は慣れてきたものの、周りに何もない一本道を走るのはやっぱりしんどい。この日も自分で自分に気合を入れ直し出発。




前回ちょろっと書いたが、港町ヌアディブは細い半島の先に作られた街で、そこを脱出するには同じ道を45キロほど戻らないといけない。逆そうだと向かい風がひどいので半分くらいのサイクリストはヌアクショットへの分岐地点までタクシーでピックアップしたりするみたいだが、この日は比較的風も弱かったので、私は思い切って自走で行くことにした。




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町の郊外にはこういった小屋のような集落が点在する。ヤギや牛、ラクダなどを飼育している人たちが多かった。





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その場で捌いて肉屋に卸したりもしているようで、時折皮を剥がされた食肉ヤギちゃんが車の荷台に括り付けられているのをみた。






風がいつもより弱いといえど前方からの風はボディーブローのように堪える。砂埃がサングラスにバチバチあたり自然と背中を丸めて耐え忍んで進む。
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それでも昼過ぎには45キロ戻りヌアクショットへの国道に復帰。ただ、ここから真東に40キロほど進まなくてはならず、それが重労働だった。基本的にこのエリアは北東ないし東からの風が通年吹く場所で、この日も午後は強い風が吹いていた。どんなに頑張って漕いでも11キロ出ればいい方で、真っすぐ進むのが難しく、ふらふらとハンドルを切りながら何とか逆らって進む。






夕方過ぎ頃何とか87キロ走りBouLanouarという小さな村にたどり着く。ガソリンスタンド横にあったホテルは5000ウギア(2000円)と割高だったけど、砂漠の真ん中でベッドで寝れることを考えれば惜しくない金額だ。宿のスタッフもすごく親切で疲れ切った私に水をくれたり、お使いを買って出てくれたりしてくれた(申し訳ないのと買いたいものをフランス語で伝えるのが無理だったため、深くお礼を言って断った。)。





ホテルの周りにはレストランも何もなかったので電熱コイルでパスタを茹でて夕食とした。トルコで買った大きめの電熱コイルは時折こういった形で大活躍してくれている。





モーリタニア砂漠走行2日目    90km




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ヌアクショットまではあと400キロちょっと。まだまだ先は長い。この日から進路を南東から南南東にとる。風に乗れるかと期待したが、大陸内部から吹き付ける風はほぼ東風で強い横風になったり、時折気まぐれに向かい風になったりと気が休まらない走行が続く。









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イタリアから来たバイカーと途中で立ち話。これ以外にもヨーロッパから来た旅行者の人たや地元のドライバーの人たちやらが車を止めて「大丈夫か?」「何か必要なものはないか?」などなどよく声をかけてくれるようになった。確かに何もないような砂漠のど真ん中を自転車でトロトロ走ってたら心配で声をかけたくもなるか。








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前方から後方になびく手拭い。向い風強くて嫌になる。。。







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西サハラよりも道中に自生している植物が多くなった気がする。思ったよりも地下に水が溜まってたりしてるのだろうか??



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葉っぱはかなり肉厚。丁度花が咲いていて色味はアジサイのようだった。






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粘って走りこの日は途中にあった集落の隅っこでテントを張らせてもらって野宿することができた。集落の人たちは皆親切で野宿させてほしいと伝えると快諾してくれた。





夕方ごろから風が弱くなってテントも張りやすく、舞い砂に困ることも無かった。どうやら朝夕は比較的風が収まりやすいみたいだ。





モーリタニア砂漠走行3日目      109km





東からの風は今日も変わらず、西サハラから続く追い風に当たらない運の無さを嘆きながら走る。昼過ぎに丁度‘村’と呼べるくらいの規模の村に着き、ガソリンスタンド併設の食堂でサンドイッチを食す。






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村の子供たちは元気にサッカーをしていた。どんなところだろうとボール一つあればできるサッカーが世界的に広まっているのも納得。ちなみに西アフリカではレアルマドリードが人気なようでレプリカユニフォームを着ている人をよく見かける。ちなみに中南米は圧倒的にバルサだった。




ここはどうやら地下水が豊富で、水道からジャバジャバ水が汲めた。ヌアディブ~モーリタニア間を運行するバスやバンの休憩ポイントにもなっているようで、沢山の人たちでにぎわっていた。


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食堂は綺麗にされていて非常に居心地が良かった。鶏肉のサンドイッチもおいしかったし、復路一杯のみかんも400ウギアで売ってたし、休憩や食料補給には丁度いい場所だった。あまりに快適だから外に出るのが非常に億劫になってしまった。







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食堂前に止まるヌアディブ~ヌアクショット間を運行するバン。どのバンを見てもトヨタのハイエース。道中みたバンの9割はトヨタのハイエースで残り1割がメルセデスだった。それ以外でもトヨタ、日産、三菱の日本車をよく見かけた。フランス領だったからルノーとかプジョーが多いのかと思っていたけど、知り合ったタクシーの運ちゃん曰く、トヨタが1番、2番がメルセデスらしい。アフリカのほかの国もトヨタがかなり人気なんだとか。



自分には全く関係ないんだけど日本人として何だかうれしかった。








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この日は109キロ走り、軍の検問をしていた集落にテントを張らせてもらった。むしろ、安全だからここで一泊してけと言ってくれた。





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モーリタニアも以前はゲリラの被害にあっていただけに50キロから100キロおき軍が検問を張っている。自転車旅行者としては安心できて非常にありがたい。






苦労しながらも何とか進めている。ヌアクショットまで残り200キロほど。
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